The blog was originally written in Traditional Chinese and was translated into Japanese by ChatGPT.
先日、台湾の蔦屋書店・桃園藝文店を散策していたとき、ORIGAMI のコーヒードリッパーを見かけました。「折り紙」という名前ですが、形状が折り紙のようなデザインというだけで、素材はプラスチックから陶器までいろいろあります。
ちょうど近々日本へ出張に行く予定があったため、ORIGAMI 社に日本での販売店舗を問い合わせてみました。主に渋谷区と銀座区の蔦屋書店、そして LOFT で販売しているとのこと。出張先の新橋からも近いので、日本で購入しようと思いました。
出張中、渋谷と銀座の LOFT で2杯用(Sサイズ)のブルーを購入。しかし4杯用(Mサイズ)のブラックとホワイトは見つからず。4杯用は ORIGAMI 日本公式サイトで販売されているのですが、台湾に代理店があるため国際配送は不可とのこと。
ちょうど同僚も日本へ出張に行く予定だったので、追加で購入をお願いしました。日本での価格は台湾の大体 6〜7 割程度ですからね😁。ただ、折り紙タイプのフィルターは円錐フィルターのように畳めず、意外と荷物のスペースを取ることに後から気づくことに……。本当に同僚には申し訳ない限りです。
日本出張で購入した S サイズ(2杯用)のブルーとグレー、そして同僚が持ち帰ってくれた M サイズ(4杯用)のブラックとホワイトを並べて記念撮影。いや、本当に美しい。
早速、一杯淹れてみることにしました!こちらは S サイズ(2杯用)のブルーで、下のサーバーは台湾国際コーヒー展で購入した珊瑚マンの二重構造保温ポット。豆は今回日本の Compass Coffee で買ったケニアとコロンビアを使用。
今回の日本出張では、戸越銀座商店街の Compass Coffee にも行きました。店主は海外留学経験があり、英語でのコミュニケーションも問題なし。店内では生豆を選んだら、その場で好みの焙煎度に焙煎してくれます(約1時間待ち)。店内の壁には焙煎度のチャートもあり、初めてなので今回は「4番」を選択。※Compass Coffee 公式サイトあり。
豆はケニアの「Muchagara」と、コロンビアの「Cleopatra」の2種を選びました。
ケニア Muchagara の紹介
Kenya Muchagara Factory(ムシャガラAA/バラグウィ農協)
生産国:ケニア
収穫時期:10月〜1月
品種:SL28、SL34
精製方法:フルウォッシュド(Fully Washed)
このコーヒーはケニア山東側のキリニャガ(Kirinyaga)産で、ケニア最大の生産者組合「バラグウィ(Baragwi)」に所属しています。同組合は12の加工所を持ち、約15,000人を雇用しています。
チェリーはパルピング前に選別され、パルピング後は一晩乾式発酵(Dry Fermentation)を行い、その後水洗。乾燥台で 8〜14 日間天日乾燥させます。
肥沃な火山性土壌が、厚みのあるボディと明るい酸質を生み、また加工所の管理者は 2 年ごとにローテーションされるため、品質が一定に保たれているのも特徴です。
コロンビア Cleopatra の紹介
生産国:コロンビア
収穫時期:4月〜6月
品種:カスティージョ
精製方法:フルウォッシュド
「クレオパトラ」という名前は、農園主の名前「César(セサール)」から、ローマ皇帝とエジプト女王の恋物語を連想したことが由来です。以前は人手不足や品質管理の問題で「コンパス品質」を満たさず、数年間仕入れを中止していました。
しかし今年のクレオパトラは見事に復活。豆の質感、香り、余韻が非常に素晴らしく、完熟した赤いチェリーのみを厳選し加工し、日本へ届けられています。浅煎りでも深煎りでも、コロンビアらしさを十分味わえます。
最初は豆の個性が分からなかったため、標準プロセスで抽出。挽き目は100番で統一し、5段階抽出法を採用。あらかじめ微粉と粗粉を分け、微粉を底にセット。
ケニアは前半が軽快で明るく、終わりにほんの少し酸が出る印象。ORIGAMI には円錐と折り紙の2種類のフィルターがあり、円錐の方が流速が速いので、次回は折り紙フィルターで試すことに。
折り紙フィルターを使ったところ、流速が遅くなるため、ケニアの明るく軽い前半がやや重厚に変わり、後半の酸味もボディに隠れてしまいました。
コロンビアの方は Kona に似ていて、最初からやや厚みと酸味が出ます。今回は中煎り(No.4)を選んだので酸は強くなく、次は微粉を5段階抽出の3段目に入れれば、前半の重みが和らぐかもしれません。
コロンビアを2回目に円錐フィルター+微粉は3段目投入で抽出してみると、最初からやや厚めのチョコレート感が出て、酸味は控えめ。中〜後半には滑らかなトフィーの甘さが広がり、飲んだ後も口の中に余韻が残り、本当に完璧なカップでした。
ORIGAMI の折り紙ドリッパーは、抽出だけでなく、気分に合わせて色を選べるのも魅力。ハンドドリップの時間が、より豊かで楽しい体験になります。
コーヒー抽出だけでなく、手に取って眺める質感も素晴らしく、陶器同士が触れ合う澄んだ音も、ちょっとした没入体験になります。
本来は豆を挽きたてで抽出するのがベストですが、朝は時間がないので、前夜に BRICKELL の保存缶に挽いて入れておき、ミルも掃除しておきます。そうすれば翌朝はすぐに淹れられ、会社へ向かう車の中でコーヒーの香りを楽しみながら、良い1日をスタートできます。
後記:2025-07-21












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