【生活】東京のイチョウシーズンの名残をつかまえる —— 2時間の弾丸観光コース

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11月中旬、日本へ出張に行き、思いがけず運よく東京のイチョウシーズンの終わりに間に合いました。札幌では大雪、そして東京では3日間連続で授業を行う忙しい日々。最終日は夜8時成田発の便だったので、午前中はまだ半日ほど時間があり、約2時間の「ザ・観光客」コースを楽しむことにしました。

JR上野駅の Park Exit（公園口）へ向かい、出口を出た瞬間、黄金色に輝く大きなイチョウの木が出迎えてくれました。東京滞在の4日間、最初の3日はどんよりした天気で、寒さもGore-Texが必要なほど。しかし幸運にも──いや、不運にもと言うべきか──いつも帰国する最終日だけ快晴に。とはいえ、エリア全体のイチョウは写真左側のように、すでに枯れ始めていました。

駅前の数本のイチョウは特別に手入れされているのか、このシーズン終盤でも最高の姿で迎えてくれました。どうりで今回の出張の航空券代が平日の約2倍だったわけです😌　とはいえ、これも出張ならではの小さな幸せでしょう。

あまりにも景色が美しくて、欲張って iPhone のパノラマ機能で一枚撮ってみました。ああ残念！　出張なので一眼レフは持って来られず、スマホで記録するしかありません。しかし、実際に目で見た景色はさらに美しかったのです！

天気が本当に良く、青空と金色のイチョウの組み合わせが最高でした。

多くの観光客が家族連れで、皆このイチョウシーズンの名残を写真におさめようとしていました。

イチョウの下から見上げると、陽光が気ままに差し込んできます。特に一人で立っていると、なぜか胸がじんわりと熱くなるような感動があって、そばに誰かいてほしいと思ってしまいます。

今回は東京駅・丸の内のイルミネーション期間とも重なりました。ここは仲通りで、東京駅と有楽町駅のちょうど間に位置します。どちらかの駅で降りて、約1km散歩してもう一方の駅から乗るルートもおすすめです。

今回の出張は、まず札幌へ直行しお客様を訪問。その日の夜は大雪。東京に着いたときも寒かったですが、まだ太陽が出ていました。ところが台湾に戻った翌日は、なんと26度の快晴。札幌のマイナス4度から、一気に30度の気温差を行き来するという、なかなかできない体験をしました。

付記:

今年3月に東京へ出張した際には、東京2025のシーズン初雪にも遭遇し、これもかなり運が良かったと言えるでしょう。

より多くの上野のイチョウ写真や丸の内仲通りのイルミネーション写真は、Flickr のアルバムにてご覧いただけます。

2025 東京・丸の内仲通りイルミネーション & 上野イチョウシーズン